KLOOTCH FACTORY LINE
KLOOTCHのものづくりの形が、ひとつ広がります。
デザイン、パターン制作、革選び、サンプル制作までは、これまで通り自社で行います。
その上で、縫製を信頼できる職人に託し、FACTORY LINEとして展開します。

FACTORY LINEの第一弾として登場するのは、ブランド創業当初から存在する「HOFFMAN」
ヨーロッパ生まれのダブルブレストライダースをベースに、KLOOTCHを代表するジャケットのひとつ。
身体に沿う立体的なパターンはそのままに、縫製を熟練の職人に託します。

使用するのは、フルベジタブルタンニンなめしの後、オイルを含ませた1.2mm厚のカウハイド。
しっとりとした質感。着込むほどに艶が増し、深みを帯びていきます。

ここからはちょっと大事な話ですが、革は、本来均一な素材ではありません。
腹の部位はシボが強く、背は比較的フラット。傷もあります。
プレスで無理に整えることも、型押しで均一にすることもしません。
表情が揃いすぎている方が、不自然だとさえ思っています。
革そのままの表情を使います。
そのため、部位によって質感やシボの出方は大きく異なります。
着込むほどに陰影が増し、光沢が深まり、革本来の良さが現れてきます。

強度や可動域はきちんと考慮しています。
目立つ大きな傷は避けますが、シボは使います。
結果として、シボははっきりと出ます。
それが気になる方には、正直に言っておすすめしません。
しかし、革の個性として受け止められる方にとっては、
時間とともに唯一無二の一着へと育っていきます。
FACTORY LINEは今後、型数を増やしていく予定です。
同時に、オーダーメイドラインである DUSTINBURG には、より一層ものづくりの力を注いでいきます。
既製とオーダー。
それぞれの立ち位置を明確にしながら、KLOOTCHの世界観を広げていきます。
最後に。
実は、FACTORY LINEとDUSTINBURGでは、襟タグとネームタグのデザインが異なります。

細部にも、それぞれの立ち位置を反映させています。